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「着姿」

上質な着物に上質の帯、丁寧な着付け、綺麗にお手入れされたお顔にヘア。どこから見ても完璧なのに、

いつも「これでいいのかしら?どうしていいのかわからないの…?」と御自分の着姿やスタイリングについて自信なさそうな方がいらっしゃいます。

「どこが?」見ている私にはさっぱりわかならい程、着物を着慣れていらっしゃる感じ。

数回お逢いしているうちに判ってきました。

着物に着られているのではないでしょうか?

亡き女優、沢村貞子さんのこのような言葉があります。

「着物何処行く貞子を連れて、じゃいけないよ」

「貞子何処行く着物を連れて」でないと。

着る物に着られてはいけない、人が着物を着こなすべきだという事です。

この言い回し、好きですし、全く同感です。

 

人に見せるのでなく、自分が楽しめば良いです。

例えば、組み合わせ考えている時、楽しいはずです。

 

上前と下前が逆・帯のたれ部分が落ちている、これは問題ですが、そうでない限り、ちょっとした着崩れやしわは、着物を着ていると自然な事で、いい味になります。

着物の時の自分をもっと楽しんで♪

…そうなるまでには時間がかかるかな?