FBで日々の徒然を書き込んでいます。

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2017年 3月21日(火)

実は、着物を着ないからとハサミを入れてリメイクすることに抵抗がありました。しかし世の中に着物を着る人は少ないっ。貴方にあげるわと着物や帯を頂き、400点はあるかな?絶対袖を通さないのはリサイクルに出したり、着物好きの方にお貸ししたりして使っています。でも捨てるに捨てられず溜まっていくこの着物達。ハサミが入っても素敵に蘇るならそれでもいいか!と受け入れられる様にここ数年になっていました。わんさかある黒い喪服!これなんて、黒い生地とみると正絹で高級品!!透けた生地もあったりでお洒落。見方を変えると洋服へのイメージが湧いてきて、鳥取の着物リメイクの達人さんの所へ駆け込み、型を取る事から始め、少しずつつ自分用に作り始めました。この辺りから着物にハサミを入れる事への抵抗が薄くなっていました。先日、これはジャケットにすると凄くいい感じになるなと思う縞模様の手織りの着物があり、丈は寸足らずで着ないし、よし!カジュアルなメンズジャケットにしよう!と意気込みました。しかし職人さんは却下。良い風合いの着物をなぜわざわざジャケットにするのか。着物のままでいいのではないのか!と。はっ!と我に帰りました。この着物、デザインも仕立ても良くて、それに織り手の丁寧な仕事も気に入っていたのにサッサと切ってしまおうなんて!!!着物として活かしてあげる事考えないと!そんな事を繰り返しながら、ハサミを入れて良い着物や帯を吟味してリメイクしております。ただ、なるべくハサミを入れないように、薄くなった生地にはファスナー使ったりしないなど、極限まで布に負担をかけないように工夫はしています。ずーーーーっと陽の目も浴びずに箪笥に眠っている着物が、洋服にする事で再び生き返る、この瞬間を楽しんでいます。そして皆様にも着物の力を感じて頂けたらと思います。

写真は<左>から

ジーンズに合わせるカジュアルなジャケットにしようと思った手織りの着物

着物と言わないとわからないですね。

おそらく昭和初期の織物(職人さんではない農家のおばあちゃんの織物かな?)

縞のデザインが現代でも充分カッコいい。

<中央>

すけるチリよけと喪服で作りました。

トロンとした柔らかな生地で履きごごちが気持ち良いです。

<右>

男性用の兵児帯

褪せた色もかっこよく利用できて自慢の一点に蘇りました。

実物はファッションショーで。お楽しみに。

2017年3月2日

着物遺伝子Ⅱの事。その1

私は着物スタイリストと名乗り、着物のスタイリングや着付け、着物のイベントを主に手がけております。和の衣装が欲しいとか、日本をイメージしたドレスが欲しいというオファーを頂き、着物を解いて洋服にする事が年に1,2回ですが10年程続いています。メインの仕事ではないので公にはしていなかったのですが。
そんな中、
昨年(2016年)の夏、知り合いの音楽家さんから連絡がありました。京都 白沙村荘橋本関雪記念館内ホールでのコンサートで私が手がけた着物リメイクのドレスを着用してピアノ演奏した際、「そのリメイクをされている方うちで展示会されないかしら?」と館長からお声かけがあったよーと。その1年前、その方がアメリカで演奏する時の衣装を、お母様の黒留袖をリメイクして欲しいとオーダーを頂きました。ピアニストさんなので、見えるのは右側、動きやすくて弾きやすくて持ち運びも楽で、外国の方にうけてなんて事を念頭におおまかなデザインを考えました。さて、そこから先は私の秘密兵器、鳥取に住む洋裁の専門家に送ります。彼女はパターンが起こせる洋服作りのプロ、そして着物のリメイクは大得意。ササッと仕上げて送ってくださいました。私の洋裁の先生でもあります。その作品が写真のです。もう1点同じくアメリカでステージをされたチェリストさんのも手掛けたのですが写真がないのがとても残念。このリメイク衣装が、今回の京都白沙村荘 橋本関雪記念館着物遺伝子Ⅱのきっかけとなったのです。
そのピアニストさんやチェリストさんと、まず橋本関雪記念館に出向き顔合わせ。こちらの作品を見て頂いたり会場やお庭を見せて頂きましたが、まぁ美しく高い美意識に囲まれた一時でした故、分不相応なこの話は遠慮しようと思ったのですが、背中を押して下さる方があり、背伸びせず、今の私が楽しくしている事そのままでいいんじゃない?!と考え直し、今回の開催を決めました。2017年の夏の終わりでした。続く。

 

2017年3月1日
4月桜の頃に京都で
着物リメイクの展示会とファッションショーをします。
着物遺伝子2
 ー 箪笥の着物、甦らせます!ー
48日(土) 9日(日) 10:0017:00
京都 白沙村荘 橋本関雪記念館隣接 懶雲洞(ランウンドウ)
606-8406 京都市左京区浄土寺石橋町37(銀閣寺の近くです)
075-751-0446
(白沙村荘 橋本関雪記念館入場口ではなく、お食事どころはしもと入り口右横の路地よりお入り下さい)
入場料 500円(懶雲洞だけお入り頂けます)
白沙村荘 橋本関雪記念館 入場割引あり1300円のところ1000円
❄︎7日(金)18時から プレオープン&パーティ 会費4000円 要予約
❄︎9日(日)11時と14時半からファッションショーを開催します(約40分)
❄︎期間中、会場内に着物よろず相談所を設けます。なんでもご相談下さい。
主催:着物スタイリスト
吉田 道呼(よしだみちこ)http://yoshidamichiko.jimdo.com/
リメイク制作:花山 賀美(はなやまよしみ)
併設展示&販売:造形作家 清菊 
協力:たからづか紅型こはな工房 http://www.kohanakobo.com/
ファッションショー ヘアメイク:JUANGA https://www.juanga.info 
構成:原正典 http://mcrew.boo.jp 
音楽:吉田幸生 http://44day.blog.fc2.com